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群れないで生きる

「近頃の若いもんは」って言ってる場合か!

精神世界系に関心を持っている明窓出版です。
私のお薦めの今話題の本です。


今回の地震については被災者の人々に心からご同情申し上げる。
ほとんど被害を受けなかった者の発言としては面はゆいが、それでも、驚いたこととして3つばかり書くことにする。
一つは当日5時頃、所用あって社を出た。社の面している東京でも一、二を争う大きな道路=青梅街道……、それに沿ったこれまた広い歩道を、思わず息を呑むほどの多くの人々が途切れなく黙々と歩いている。どれくらい大勢かと言うと、途中の横道に入ろうとするのに、歩行者とぶつかるのを承知で強引に横切らないと横道に入れないのだ。
それぞれの表情にしたって、まるで立川あたりまでも歩く(明窓出版は中野)決意なのではなかろうか……というほどの悲壮な面持ちでひたすら歩いているのである。所用を終えて一旦帰社し、八時近くになって退社するときもその数はいささかも減ってはいなかった。現に、知人から翌日もらったメールでも、彼女は二時間以上歩いて帰宅したとのことである。
二つは、翌土曜日のことである。購入するものがあって新宿の目抜き通りに出てみた。今度は前日の反対に、その人出の余りにも少ないのに度肝を抜かれた。商店もかなりの数がシャッターを下ろしていた。
そして、今日の日曜日のことである。
西口地下広場に「献血する設備」がある。ここは、職員の方が実に低姿勢で献血願いの呼びかけをしているが、応じる人の少ないことも恒例のようだ。
ところが今日は違った! なんと、献血の順番待ちの行列ができているではないか。大づかみで20人はいたようだ。私も並びたかったが、数年前、年齢を理由に丁重に断られているのでこれはだめ。

皆さん。話はここからである。
明窓出版の新刊「悟り系で行こう」「無限意識」 が紀伊国屋本店でどのように置かれているかを知りたくて5階に上がってみた。一番目立つところに置かれているのを確認したところで通りに出た。
数人のボーイスカウトの少年少女が 「東北地震の救援資金にご協力を」 と可憐な声を張り上げている。ちょっと恥ずかしい思いをしながらなにがしかを私も箱に入れた。
あと、何となく立ち去りがたい思いで近くの目立たない場所で10分間ほど見守っていた。
次から次へと献金者が引きも切らない。ただ、ただである。私は気がついた。なんと! 箱に入れる人は全部30前の 「若いもん」 ではないか。私が見ている間に限っては、50過ぎのおっさん、おばはんはただのひとりも献金しなかった! 
私は思ったね。
「近頃の若いもんは」 ってあんたらよく言うよ! てね。
ここで私は断言する
「日本の明日を背負う若者はオッケーだ!」 と。

記憶をたどると「近頃の若いもんって」じっちゃんは言うけど、そんなことはないって! て3年前のブログに書いたっけ……。
by meisou05 | 2011-03-13 21:37